平成30年5月28日 挨拶

皆さん 梅雨も近づいて参りましたが、いかがお過ごしでしょうか?

朝鮮半島における南北首脳会談が成功し、6月12日の米朝会談がどのように進展するのか、世界が息を飲んで見守る中、日本政界においては、森友・加計問題が決着を得ず、働き方改革を含め、重要な国内問題、世界の問題に政府が対応できていないのではないかと、国民の不満が高まっています。一方で野党に関しては、私がその政策、立ち位置に惹かれ参加した「希望の党」は、消滅し、国民民主党・(新)希望の党の誕生となりました。しかし、この動きが国民に期待を抱かせることはすでになく、国民の側から見て、政治に何に期待をすればよいのか分からない状況です。

私は、国民民主党、新希望の党、そして立憲民主党の中に親しい国会議員の皆さんが沢山いるのですが、自らのしたいことを実現できる政党をいまだに決めることができずにおり、政治の現実から離れて、昨年から「シルバーマネー・日本第二通貨」による日本の少子高齢化問題の打開にむけて、研究・執筆活動を続けているところです。私は、現在の日本の閉塞感は、この少子高齢化に対応策が見いだせていないところにも大きな原因があると考えており、少子高齢化につながる消費税の10%への引き上げは、行うべきでない、そのかわりに、このタイミングで炭素税とシルバーマネーの導入を行うべきだと思います。

今日は、私の最重要政策である、シルバーマネー導入について、構想が固まってきたことと、かなりの説明を要するものであることから、本の完成をまたずに重要部分について、このHPで紹介しようと思います。ここで一言だけ申し上げたいことは、地球温暖化対策として、「パリ協定」と、将来生まれるであろう「世界みどり公社」が重要な役割を果たすことで地球温暖化解決への道が見えてきたのと同じように、この「シルバーマネー」についても、日本の少子高齢化問題、社会保障問題を解決する、重要な手法となるであろうということです。

私はこの混乱した時局においても日本・世界に対する「希望」を失っていません。逆に日本・世界において「時代」が自ら時代の抱えた「膿」を出し、安定な状況に自らを変えていく途上にあるように感じています。今は、皆さんとともに、冷戦の最後の残滓である朝鮮半島の緊張が緩和されることを祈りつつ、それがさらに世界の調和・協調への流れを早め、安定した世界が生まれることを期待しています。

私は、平成30年2月21-23日にタイ・バンコクで開かれた、SDG7に関する国連の会議に出席してまいりました。そこでは、世界でいま、後戻りのないかたちで、化石燃料から再生エネルギーへの転換がおこなわれていること、再生可能エネルギーを世界の隅々にまで運ぶ電力網が建設されつつあることなどが、世界各地から報告されていました。私も、「世界みどり公社」のプランを再提出してきました。その会場の写真を載せておきます。また、会場でも私のアイデアについて英語で書いたものが欲しいというリクエストがありましたので、このHPに載せておくことにします。

皆さんと直接お会いできる機会がなく、残念ですが、今は皆さんに、私のアイデアに目を通してくださり、ご意見、ご批判をメールなどを通じていただくことで、より効率的に、日本の未来への改革に向けた活動が行えると思います。ご連絡をお待ちしています。じめじめする、暑い日が続くと思いますが、皆さまどうぞご自愛ください。